8月25日、WWWへお越しの皆様、ありがとうございました。
久しぶりにペペカリフォルニア先輩とご一緒できましたし、デデマウスさんの
ライブも個人的には初めて拝見させていただけてすごく楽しい夜になりました。
新曲も無事(?)披露できてよかったです。
そんな新曲のPVが公開されまして、いよいよリリースが近いなと思う今日この頃。
皆様、新しいPVご覧いただけましたでしょうか?
「きょうの空」
http://www.youtube.com/watch?v=xEdDefBW16c
なんだかね、いつもながらに雑誌や動画で観る自分というのはまるで自分じゃ
ないみたいです。
監督の石田君、おつかれさまでした。ありがとう。
さて、アルバム発売まであと2週間ほどになりました。
今日から今回の作品の制作にまつわるあれこれを書いていこうと思います。
シリーズ1
「便利なもの」
今回のアルバムを作るにあたり、僕にとってすごく役に立ったものが1つあります。
それは、「楽譜」です。
元々、楽譜を読むのも書くのも嫌いでクラシックとは違う方向へ進んだ
僕だったのですが、今回の制作において楽譜というものを誤解していた
ことに気付きました。
僕の中で今まで楽譜というものは台本のようなものでした。
クラシックの楽譜には、ものすごく細かくいろんな事がかいてあります。
この音符はこの長さ
とか
この部分はこれくらいの強さで
とかはもちろん、
この部分はこの指、この弦でねちっこく、でもあんま強くせんといて
ほしいんやけど、楽しげにはやってほしい。あ、次の部分に向かってだんだん強くするのも忘れんといてな。弓はここでかえさなあかんで。
みたいな事が平気で何回も何回も書かれています。
もうね、小学生の僕にとってはこれが苦痛で…
好きにやらせろやと。
そこまで細かくやってられるかと。
俺はロボットちゃうぞと。
あーはよ遊びに行きたいと。
でもね、この細かい注文を完全に再現できたら、確かにええ感じに
なるんですよ。それがまた悔しくて。
まあ、僕は完全に再現できるほど練習した記憶は無いんですけどね。
僕にとって自分のやることに制限をつけてしまう楽譜は
足かせのような物の気がして嫌いな物でした。
だからアドリブが許されるジャンルに進んだんだとおもいます。
でもね、最近気付いたんですよ
楽譜ってのはイメージを形にするための設計図として
かなり便利なツールだってことに。
そして、音を実際使わずに視覚で自分以外の人に自分のイメージを
伝える手紙の役割もしてくれるってことに。
結局、楽譜というのは台本でもあり、設計図でもあり、手紙でもあった。
つまるところ、単なる文字と同じでした。
僕は楽譜というものを昔の先入観でしか捉えてませんでした。
楽譜は足かせだと思っていた自分が恥ずかしい。
自分が楽譜を不自由な物にしてしまってたようです。
全ては自分が未熟だったからでした。
少なくとも今は頭の中にあるものを実際形にする一つの段階として楽譜におこすというプロセスは僕にとって必要なことでした。
楽譜は僕をいろんなところで僕を自由にしてくれました。
楽譜無しには思いつかないフレーズもあるし、ここはこう弾くぞっていうっことの決意表明にもなる。いやー、便利。
まあ、いざとなればそれを棄てる勇気は必要ですけど。
そんで、楽譜が便利だということに気が付いてから
改めて思ったんですよねー
うちの奏くんとイタルってほんますげえなーって。
彼ら二人は楽譜が基本的に読めませんし、書けません。
(最近は勉強し始めてるみたいです。ちなみに優くんは昔
ピアノをやっていたこともあり、読めますし書けます。)
あの二人は楽譜も書かずにあんなフレーズよく思いつくなあーと。
だってあれがほぼ頭の中で作れてるわけですから。
完全に僕の理解を超えてます。
音楽って、ほんまにおもしろいですね。
さてさて、そんで、あまりライブやらなかった8月を経て
ライブやりまくりの9月に突入しつつあります。
今週末はこれ!
SUN SET LIVE 2012
http://www.sunsetlive-info.com/
もうね、うれしいですよ。
このイベントはほんまに天国のようなフェスで…
来られる方は会場で乾杯しましょう!
じゃ、また!
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